大東市立歴史民俗資料館の、おうちでたのしめるコンテンツ
ぬりえ① かわちもめんちゃん(初級編)
「わた」という植物をつかってつくった布のことを「もめん」といいます。 大東市は、むかし「かわち」という地域に含まれていたのですが、この「かわち」という場所は、むかし「わた」という植物をたくさんそだてて、そのふわふわな実をつかってじょうぶであたたかな布をたくさんつくっていたよ。この「かわち」でつくられた「もめん」のことを、「かわちもめん」といいます。 「かわちもめんちゃん」は、このあたたかでじょうぶな布をつくることができる植物の実のキャラクターだよ。
「だいとう もめんの輪」に参加しませんか?「かわちもめんちゃん」のモデルである、「わた」というしょくぶつを育ててみませんか? ゴールデンウィーク頃に種をまいたら、夏から秋ごろに実が収穫できますよ。 もし、収穫した実をれきみんに持ってきてくれたら、種を取る道具や、糸をつむぐ道具を使えるよ。 自由研究にもぴったり!
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ぬりえ② だんじり(中級編)
大東市では、秋になると「だんじり」のおまつりがありますね。みなさんは、秋に大東市でいったい何台のだんじりがひかれているかしっていますか? じつは、32台もあるんです!いろいろなだんじりをよくみてみると、「りゅう」や「しし」や、「ほうおう」など、いろいろな木のほりものがついていて、とってもかっこいいんだよ。 みんなも、秋になったらだんじりをよく見てみてね。
ぬりえ③ かわちめいしょずえ(河内名所図会) (上級編)
えどじだいのおわりごろの、いろいろなばしょの、みどころをしょうかいする「めいしょずえ」という本がありました。 「ずえ(図会)」とは、絵などをあつめたもののことで、「めいしょずえ」にはいろいろなばしょのみどころが絵とぶんしょうでしょうかいされています。 今回のぬりえの「かわちめいしょずえ」では、だいとうしがむかしふくまれていた「かわち」というちいきのみどころがしょうかいされているんです。 みなさんは、これがなにをしている絵かわかりますか? じつは、だいとうしのひとならみんなよくしっている、「のざきまいり」をしているところなんですよ。でんしゃもなかったころ、とおくにすんでいるひとびとは、ふねとあるきで「のざきまいり」にきていたんですね。かわのそばで、しきものをしいておさけをのんだり、おどったり、みんなたのしそうですね! 「のざきまいり」は、まいとし5月のはじめにおこなわれています。 ことしはやたいがちゅうしとなってしまい、ざんねんでしたが、またらいねんいってみてくださいね。
かわちめいしょずえA4①《館蔵資料加工バージョン》(PDFファイル)
かわちめいしょずえA4②《れきみんイラストバージョン》(PDFファイル)
よみもの ちょっとむかしのくらしと、どうぐたち
いまは、「れいわ」というじだいです。れいわのまえは「へいせい」。そのまえは「しょうわ」というじだいでした。みなさんは、「しょうわ」というじだいのひとびとのくらしがどんなだったか、しっていますか? たとえば、みなさんは、ふくを「せんたく」するときは、「せんたくき」をつかいますよね。では、「しょうわ」というじだいのはじめごろはどうでしょうか。そのころ、せんたくは「せんたくいた」という木でできたどうぐをつかってしていました。 ほかにも、「しょうわ」のはじめごろにつかわれていたどうぐは、いまとぜんぜんちがうものがいろいろあっておもしろいんですよ。 べんりなあたらしいどうぐがつかえるようになって、くらしのようすがかわると、まちも、いえのなかも、ずいぶんかわってまえのことをおもいだすのがむずかしくなります。 みなさんのみのまわりのおとなのひとにも、むかしこどもだったころがどんなだったか、いろいろきいてみてくださいね。 れきしみんぞくしりょうかんでは、まいとしふゆになると、「しょうわ」のはじめごろのくらしをしょうかいする「ちょっとむかしのくらし」展がおこなわれています。 ほんものの、むかしのどうぐをみにきてね。