歴史
終了
2024年 4月13日(土)~5月26日(日)
「野崎まいり」で知られる福聚山慈眼寺は、「野崎観音」の名称で親しまれ、古来より広く信仰を集めてきました。
当館ではこれまでにも、慈眼寺及び野崎まいりの歴史、お染・久松、伽藍の変遷、本末関係などに焦点を当てた展示を行ってきましたが、
史料集『野崎観音慈眼寺文書』の刊行が完結することを記念して実施する本展示では、野崎観音を信仰する「人々」の側に注目します。
展示前半では、野崎観音に帰依する人々による寄進行為を主なテーマに、“どこに住む”、“どんな身分の人”から、“どういった物”が慈眼寺にもたらされたのか―。多様な信仰の在り方に迫ることで、江戸時代における野崎観音信仰の広がりを見ていきます。
後半では、より具体的な事例として、河内国門真三番村の豪農「茨田氏」を取り上げます。
茨田氏は、天保8年(1837)の「大塩平八郎の乱」に加担した11代当主の郡士栄信を輩出したことで知られ、慈眼寺とのつながりを示す複数の記録・伝承が残されています。
近年本堂から新たに発見された茨田家当主による寄進物をはじめとして、歴代当主と慈眼寺の関係について紹介します。
本展示が、近世における野崎観音信仰の実態に触れていただく機会になれば幸いです。
詳細
日付 |
展示関連イベント ①「担当学芸員による展示解説・慈眼寺境内の案内」 令和6年4月28日(日)
②展示関連講演会1「野崎観音信仰の広がり」 令和6年5月11日(土)
③展示関連講演会2「大塩平八郎と門人たち」 令和6年5月18日(土) |
すべて14時00分~16時00分
※開始時間までに受付へお越しください |
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場所 | ①歴史民俗資料館 企画展示室、慈眼寺 ②大東市立歴史とスポーツふれあいセンター4階 多目的室1 ③大東市立歴史とスポーツふれあいセンター4階 多目的室1 |
対象 | どなたでも |
参加料 | すべて無料 |
定員 | ①先着20名 ②先着50名 ③先着50名 |
服装 | ①歩きやすい服装で |
講師 | ②岡村 喜史氏(大東市史編纂委員) ③常松 隆嗣氏(門真市立歴史資料館) |
予約方法 |
①4月3日(水)より電話または来館で ②・③4月17日(水)より電話または来館で
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問い合わせ | 大東市立 歴史とスポーツふれあいセンター |