歴史
終了
2024年 7月20日(土)~9月8日(日)
江戸時代の大阪府下では、宝永元年(1704)の大和川付替えを契機として、広大な新田が開発され、その管理・運営を担う新田会所が随所に設置されました。大東市内にあった平野屋新田会所は平成20年
(2008)に解体されましたが、その後の多角的な研究の成果が『平野屋新田会所跡 総合調査報告書』として令和5年(2023)3月に刊行され、さらに同年内に会所の最後の所有者であった髙松家から大量の古
文書が寄贈されました。また、今年は同家が文政7年(1824)に会所を取得してから200年の節目の年にあたります。
本展示では、髙松家が所有した他の新田の事例も参照しながら、新田の経営に携わる人々や会所の設備・機能を紹介し、会所敷地内に勧請された鎮守、設けられた祖先崇拝の空間を通して、信仰の観点から
も会所の役割を考えます。
また、かつて座敷棟にあった杉戸絵の修復技術や、会所建物のCG復元など、保存・活用に向けた最新の市の取り組みをご覧いただきます。
詳細
日付 |
展示関連イベント ①ギャラリートーク 令和6年8月24日(土)
②連続講座「新田会所資料をひもとく」 《第1回》「平野屋新田会所跡と関連資料の保存・活用」 令和6年7月21日(日)
《第2回》「平野屋新田会所と坐摩神社の絵画」 令和6年7月27日(土)
《第3回》「平野屋新田会所の民具からひもとく大東の地域性」 令和6年8月10日(土)
《第4回》シンポジウム「新田研究の最前線~新田地主と会所・鎮守~」
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①14時00分~15時00分
②《第1回》14時00分~16時00分 《第2回》14時00分~16時00分 《第3回》14時00分~16時00分 《第4回》13時00分~16時00分
※開始時間までに受付へお越しください |
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場所 | ①歴史民俗資料館 企画展示室 ②大東市立歴史とスポーツふれあいセンター4階 多目的室1 |
対象 | どなたでも |
参加料 | すべて無料 |
定員 | ①先着20名 ②先着50名 |
講師 | ②《第1回》佐々木拓哉氏(大東市産業・文化部生涯学習課主査) 《第2回》岩間香氏(摂南大学名誉教授) 《第3回》溝邊悠介氏(京都芸術大学専任講師) 《第4回》講師/岡村喜史氏(大東市史編纂委員)、 松永友和氏(徳島県立博物館学芸員) 西尾大樹(当館学芸員) パネルディスカッションコーディネーター/薮田貫氏(兵庫県立歴史博物館館長)
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予約方法 |
7月1日(月)より電話または来館で
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問い合わせ | 大東市立 歴史とスポーツふれあいセンター |